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IOT機器の危険性

IoT化が進行することによる影響は、私たちの生活の利便性が高まるという良いものだけにはとどまらない。
私たちの身の回りのモノがインターネットに接続されることによって新たに生じる脅威についての正しい認識もしておかなくてはならない。例えば、IoT機器には通信の盗聴やデータの盗難、さらには悪意のある対象から不正にコントロールされるといったリスクがある。具体的には、現在実用化が進んでいる自動運転車などが不正に操作された際、深刻な被害が出ることは疑いようもない。以上より、IoT機器のセキュリティは厳格に管理されるべきであり、さらには私たちもIoT機器に潜むリスクについて正しく認識し、脅威に備える意識を持つことが重要であろう。

具体的な対策としては、経済産業省と総務省が策定した「IoTセキュリティガイドライン」に5つの指針が定められている。

1.IoTの性質を考慮した基本方針を定める
ここでは、経営者がIoTのセキュリティ対策について認識し、適切な社内方針を設定する事などについて述べられている。

2.IoTのリスクを認識する
IoT機器が及ぼしうる被害について改めて想定し、守るべき対象を明確にしたうえで適切なセキュリティシステムを考案することについて述べられている。

3.守るべきものを守る設計を考える
指針2を踏まえたうえで、効果的なセキュリティ対策のために守るべきものを限定したり、特に守るべき領域を分離したりする必要性についてや、IoTでつながるネットワーク上で問題が発生した際に、被害を抑える設計について述べられている。

4.ネットワーク上での対策を考える
セキュリティ対策を行う上で、IoT機器の方のみならず、ネットワークの面からも対策がなされる必要性について述べられている。

5.安全安心な状態を維持し、情報発信・共有を行う
長期的な利用が見込まれるIoT機器も多いことから、それらが出荷・リリースされたあとも正常な状態を保つことができるようにすることについて述べられている。